ECのシステム部分について触れてみます。
この図は、EC(イー・コマース)を利用して、エンドユーザーさんが商品を購入する流れを簡単に示したものです。
図を見てお分かりになられた方もいらっしゃると思いますが、
通常、百貨店・スーパー・家電量販店・服屋さんなど、みなさんがショッピングをする際の流れと同じなんです。
お店がウェブ(オンライン)上にあるというだけなのです。
もちろん「お持ち帰り」は出来ませんが。
- 商品を選ぶ
- 決済する
- 倉庫の在庫商品から配送
- 自宅に届く
エンドユーザーさんにとっては流れは同じなのですが、
この同じ流れを実現するために、
EC構築をする私達のような制作会社は、
『エンドユーザーさんに商品を届くフロー・仕組み』をどう構築するかを考える必要があります。ECの場合、デザインをしたり、ウェブ上にサイトを構築するだけでは、全く機能しません。
ECといえど、お店なのでちゃんとエンドユーザーさんに商品が届かないとダメです。
当たり前なのですが・・・
ECを構築する際、上記のような流れを実現するために、次のようなことを決めていく必要があります。
- どのような仕組みで、注文情報を「倉庫・配送システム」に伝えるか
送受信ファイル形式:CSV(カンマ区切りテキスト)、XML(任意設定項目)
送受信技術・設備:FTPS利用、専用回線(ISDN、VPN)利用
- どのような情報を注文情報に含ませる必要があるか
注文商品、数量、配達伝票に記載する内容(住所、名前)、配送日時、etc..
. - 最速でエンドユーザーさんに商品が届くよう、注文情報を伝える時間は何時にするか
例)
1.ウェブ注文は、早朝5時に締め送信データ作成
2.9時に倉庫・配送システムに送信
3.12時までに倉庫から発送
4.17時に倉庫から発送完了情報・在庫情報受信
5.19時に、発送完了した商品のポイントをユーザーの会員情報に反映
6.発送完了メールを、ユーザーに送信
- 倉庫側の実在庫情報をウェブ側にどう反映させるか
ウェブで注文したにも関わらず、倉庫には商品がないという状況では成り立たない
反映タイミングをどうするか
- キャンセル・返品が発生した際は、どう処理するか
キャンセル・返品が出た場合、ウェブの在庫情報を増加、
ユーザーの購入履歴にてキャンセル成立反映、
お客様センターからユーザーへの連絡
- 送料、代引き手数料はどのケースでどのような料金になるか
3000円以上購入の場合、送料無料
10000円以上購入の場合、代引き手数料無料
- 熨斗(のし)、包装紙、プレゼント等、倉庫・配送システムに間違いないようどう伝えるか
商品への包装関係の組み合わせを、配送・倉庫システムとルールを策定し、ルール通り送信
- 特定商品への商品サンプルの添付など同梱物はどう判断させるか
販促で、同梱物(サンプル・ちらし)を含ませる場合、どの期間、どの商品に含ませるかのルール策定
このように、ECにおいては、運用フロー・ルールを策定し、
そのルールに対応できるシステムを、私達制作会社は構築していきます。
この他にも、EC構築では様々なことを決定し、
スムーズにエンドユーザーさんに商品が届き、運営者が運用を行いやすい仕組みを作っていきます。
通常のウェブ制作とは少し違い、クライアントさんの業務フローを理解した上で構築していくことが必要になります。
またの機会に、今回紹介した以外のシステム的なEC構築部分など、ご紹介させていただけたらと思います。








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